LINEは、これまで多くのみなさんがLINEのサービスを利用し、成長の手助け=貢献をしてくれたことで成長することができました。
ブロックチェーンの技術をLINE Platformに導入することで、みなさんの貢献行為によって創出された価値を、LINEエコシステムの参加者のみなさんに還元する、ということを目的にLINEはブロックチェーン事業を推進しています。LINE Blockchainチームは、コミュニケーションアプリ「LINE」のように誰でも簡単に使用できるブロックチェーンプラットフォームを作っていきます。
LINE BlockchainとLINEの暗号資産LINK(LN)を基盤としたブロックチェーンエコシステムです。
LINE Blockchain エコシステムでは、サービスに簡単にブロックチェーン技術を導入し、ユーザーに新しいサービス価値を提供できます。
LINE Blockchainは、LINEが独自に開発したプライベートブロックチェーンです。
LINE Blockchainを導入することにより、ブロックチェーン技術を簡単に利用してブロックチェーンサービスを構築することができます。また、LINEのブロックチェーン関連事業の総称でもあります。
シンプルで便利である点です。
「LINE Blockchain」は、ユーザーを第一に考え、技術に精通した人でもそうでない人でも、簡単に利用でき、シームレスにアクセスできるサービスを生み出していきます。
Bamboo chainは「LINK(LN)」を発行し、流通させるブロックチェーンネットワークです。
Cashew chain、Daphne chainはLINE Blockchain Developersを通じて生成したFT/NFTの発行と流通を担います。Cashew chainはテストネットワークであり、Daphne chainはメインネットワークです。
ユーザーは、LINK(LN)を日本向け暗号資産取引サービスのBITMAXとグローバル向け暗号資産取引所の
BITFRONTで取引することができ、BITFRONTでは決済に使うこともできます。将来的に、コンテンツの支払い、EC、送金、ゲーム内取引、他の暗号資産との交換など、さまざまな用途でご利用いただける準備をしております。
LINKは年間の発行上限が決められています。
発行開始から最初の3年間は1億LNとなっていますが、4年目以降の年間発行上限は、前年までの総発行済み数量に対して毎年5%ずつ増加していく予定です。ただし、実際の発行数量は、LINE Blockchainのネットワークの規模や利用状況を元に、LTPの判断によって確定されます。LINKのアクティブユーザー数(Active Wallet)や、 取引量(Transaction Volume)の増加によって、LINE Blockchainのネットワークが加速度的に成長する場合でも、反対に、LINKが利用されないことなどによって、成長速度が著しく低下する場合でも、LINKが安定的に分配されるよう発行量が調整される仕組みになっています。LINKのユーザーへのインセンティブとリザーブの割合は、8:2です。LINKの総発行上限は10億LNであり、それぞれの割合は、インセンティブが8億LN、リザーブが2億LNとなります。
LINKを配布されたユーザーがトークンエコノミーに再び貢献するようになる
仕組みを作ることはLINE BlockchainおよびLINKのトークンエコノミーにおいて非常に重要です。
このため、dAppユーザーが単にLINKをインセンティブとして受け取るだけでなく、LINKを再び活用してトークンエコノミーに貢献できる戦略を準備しています。 また、dAppの成長に伴って期間別の割り当て限度を設定するLUCAS規則だけではトークンエコノミーの成長までの好循環を作るのに限界があると判断し、この部分を補完するための別途のポリシーも準備中にあります。 その過程で、過去dAppとユーザーから収集したデータを綿密に分析し、限界点と改善点を導き出す過程を経ました。
LINKはまだトークンエコノミー構築の初期段階であり、今後もポリシーと戦略は関係者の意見と様々な規制環境、事業環境を考慮して、継続的に改善していく計画です。 時間がかかっても発行する立場として、参加者全員が成長できるトークンエコノミーを作るという初期目標のために最善を尽くします。
LINKの発行上限は発行開始から最初の3年間は1億LNとなっています。
その後、年間5%ずつ上限が増加します。つまり発行上限は4年目に105,000,000LN、5年目に110,250,000LNとなります。
LINKの発行日は2018年9月3日で、3年の終了時点は2021年9月4日です。 発行上限の増加は発行開始から3年が経過した2021年9月4日から適用されます。
ただし、発行上限は実際の流通量を意味するものではなく、実際の流通量はエコシステムの規模や拡大状況に応じて、分配及びリワードが決定されます。
LINKはユーザーへのインセンティブを通じて段階的に配布しているため、LINE Blockchainがチェーン上で発行して保管する発行量(Issuance、Mint)と、実際のdAppを通じて1回以上配布され、市場に流通された流通量(Circulation)を区分して定義し、使用してきました。
こちらはLINE BlockchainのWhite Paper、公式サイト、Factbookに明示されていますので、ご参照ください。
ユーザーは、LINK(LN)をインセンティブとするサービスを通じて、また暗号資産取引所での売買によりLINK(LN)を取得できます。
現在、LINK(LN)の取引が可能な取引所は「BITFRONT」(米国の一部の州および日本を除く全ての国向けサービス)と「LINE BITMAX」(日本向けサービス)と「Bithumb」(韓国向けサービス)で、近い将来、上場取引所を増やして流動性を高める計画です。
LINE Blockchain Explorerでは、LINE Blockchainで生成されるブロックとトランザクションの内容を確認し、
トークンなどに関する詳細情報、LINK(LN)の発行量、流通量、アドレスなどを確認することができます。
※Alderは過去に使用していたMainnetであり、AlderベースのdAppsサービスとしてLINK ME/Wizball/4cast/を提供しておりましたが、既にサービス提供は終了しており、現在はご利用いただけません。
ブロックチェーンサービスを体験したい方は、LINEアカウントを連動すれば誰でもLINE Blockchainに参加することができます。
「LINE BITMAX Wallet」を通じてLINEユーザーは誰でも簡単にデジタルアイテムを保持することができ、「LINE Blockchain Developers」を通じて自分のサービスとLINE Blockchain上のデジタルアイテムを簡単に連動させることができます。LINE Blockchainエコシステムへの参加を希望する方は、お問い合わせページより問い合わせください。
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